自分の状況や理由を伝える用法
導入方法
どうしたんですか
何か相手の普段と違った様子を
見て、何があったのか知りたい
ときに使う「どうしたんですか」
T:(いつも元気な学生の名前で)
〇〇さんが今日とても静かです
どうしてだと思いますか
S:病気、眠い、恋人と別れた…
T:心配ですよね、
〇〇さんに何と聞きますか
S:どうしましたか
T:今日は新しい言葉を覚えます
どうしたんですか(コーラス)
(板書)どうしたんですか
=どうしましたか+気持ち
T:〇〇さんが元気がなくて
みなさんとても心配ですね
理由が知りたいですよね
その気持ちがどうしたんですか
の中にはあります
返事の仕方
T:では聞きましょう
〇〇さん、どうしたんですか
(コーラス)
ここで、〇〇さんが
・病気ですから
・頭が痛いですから
・眠いですから
と答えたらそれを使って
「~んです」に訂正しましょう
(板書)眠いんです
T:新しい言い方を覚えます
「~んです」を使って
理由を言うことができます
練習B-3で練習しましょう
「どうしたんですか」の注意点
(板書)どうしましたか
→(事実を知りたい)
どうしたんですか
→(事実を知りたい+気持ち)
T:私や皆さんは〇〇さんを
よく知っています
ですから、元気がないと
とても〇〇さんのことが
知りたいです
だから「どうしたんですか」と
聞きました
T:あなたのことが知りたいという
気持ちを言いたい「~んですか」
ですから、初めて会う人や
あまり知らない人には
「どうしましたか」をよく使います
T:また、仕事のときは
どうしましたかをよく使います
仕事ですから「事実」だけ
知りたいですから
例)医者、警察、会議など

状況によっては初対面でも
仕事でも使う場合があるのが
難しいところ!

どこまで説明するかは
学生のレベルによって考えましょう
最低限、学生が初対面の人に
「どうしたんですか」を多用
しないように少し説明してあげると
良いと思います
詳しい考察はコチラ
どうして~んですか
T:〇〇さんは日本語の本を
読みますか
S:いいえ、読みません
T:どうしてですか
どうして日本語の本を
読まないんですか
(板書)どうして んですか
S:日本語が難しいですから
T:いいですね
(板書)日本語が難しいですから
T:「~んです」でも理由を言う
ことができます
(板書)日本語が難しいんです
T:一緒に言いましょう
どうして日本語の本を
読まないんですか(リピート)
日本語が難しいんです(リピート)
じゃ、「んです」と「ですから」
何が違いますか
(板書)
日本語が難しいですから
(事実だけ)
日本語が難しいんです
(事実+気持ち)
T:「から」の言いたいことは
「難しかった」ことだけです
〇〇さんは、難しいから
日本語の本が読めないとき
どう思いますか
S:残念です、悔しいです
T:「んです」を使うとその気持ちも
入っています
☆確認問題
T:例えば、みなさんが電車が遅れたから
遅刻をしました
すみませんという気持ちが言いたいとき
どちらがいいですか
(板書)
①すみません、電車が遅れましたから
②すみません、電車が遅れたんです
S:②です
T:そうですね!
練習
練習B-4へ
できそうなクラスなら口頭で、
難しそうならまずはテキストを
開いてでも良いでしょう
☆追加の練習も準備
例)
どうして朝ご飯を食べませんか
どうしてアルバイトをしたいですか
どうして教室でご飯を食べてはいけませんか
→時間がないんです
→お金がほしいんです
→ルールなんです
練習C-1も該当箇所です
この会話に沿って
自由にしたいものですが、
理想の形に話をもっていくには
意外と話題を選びます
自由度を持って練習させたい
場合は、気を付けましょう

この会話に合う、
学生に身近なタイムリーな
ネタがあればいいですね!
理由の付加の用法
導入方法
T:〇〇さんはよく本を読みますか
S:はい、読みます
T:どうしてですか
S:本を読むことが好きですから
T:いいですね
今日勉強した言い方を使います
(板書)
よく本を読みますか
→はい、読みます。
事実
本を読むことが好きなんです。
理由
T:「よく本を読みますか」に
まず、「はい」「いいえ」で答えて
そのあと、理由を言います
☆確認
T:〇〇さんはよく本を読みますか
S:いいえ
T:どうして?
S:時間がないんです
T:言ってください
〇〇さんはよく本を読みますか
いいえ、読みません
時間がないんです
練習
練習B-5へ
☆追加の練習も準備
例)
教室でたばこを吸ってもいいですか
よく旅行に行きますか
よく日本料理を食べますか
毎日朝ご飯を食べますか
よくテレビを観ますか
よく図書館に行きますか など
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